稲田コラム

稲田コラム

2018.11.16

運動療法の筋腱収縮緩慢法は各関節を構成している筋腱、靱帯付着部の起始部と停止部を

 

伸ばすことで筋腱、靱帯の関節可動域を広げ柔軟性を高め軟部組織に新鮮な血液を循環

 

させて酸素与えることにより身体が温まるものです。関節の運動として屈曲、伸展、内転、外転

 

内旋、外旋位等を行い関節周辺の筋腱、靱帯をストレッチします。関節運動を施行する前に

 

先程述べた筋腱、靱帯起始部と停止部を適切に圧迫と開放を繰り返してストレッチし易いように

 

します。よく経験の浅い知識の薄い施術者は兎に角「もむ、さする、ほぐす」みたいな行為をして

 

逆に筋腱、靱帯を疲労させ痛めてしまいます。あん摩、マッサージ等は慰安行為であって治療

 

では有りません。経験の浅い知識の薄い施術者はもっと努力、精進してもらいたいものです。

 

あまりにも昨今質の低い同業が多いことが腹立たしいかぎりです。今日はここまでです。