稲田コラム

稲田コラム

2018.10.01

側弯症は小学校の定期検診で指摘される事が多いです。

 

治療としては脊柱のねじれ、身体の前屈姿勢を改善していくのですが保護者の協力が

 

不可欠です。当院では物理療法、運動療法、脊柱矯正法等で筋肉や靱帯のバランスを

 

整えますが治療時間中は児童もそれなりに私どもの話をよくきいて姿勢よくしているのですが

 

ご家庭や学校では姿勢が悪くなっています。学校では教師は中々目配りできないのが

 

現状です。故にご家庭での注意喚起が重要となります。一言「姿勢が悪い」と言って下さい。

 

それだけで状況は早く改善されます。経験上、側弯症は小学4年生までは比較的改善

 

されやすいですが、それ以上になると改善に時間がかかります。そして首の痛みや

 

腰の痛みを併発します。早期に来院をお薦めします。余談ですが治療法で頭部を

 

押えて頭部の薄い筋肉を刺激してバランスを整えるという方法がありますが

 

はっきり言ってちゃんと出来る治療家は少ないです。広告に騙され高い料金を払い

 

効果がないことがほとんどです。ご注意ください。今日はここまでです。