2018.07.21
まず第一の原因は骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷を施術したことがないからです。
養成学校での実技はほとんど仮想的によるものです。整復法、固定法は理論的な
基礎は学習しますが臨床経験は乏しく、臨機応変に外傷に対応できないことです。
現状の整骨院はあんまマッサージーを保険取扱いと言って行っています。
これはダメです。自分たちの本分を忘れています。
今日はここまでです。
2018.07.19
骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷は整骨院の基本となる業務です。
臨床経験の浅い(15年未満)の整骨院は骨折、脱臼は端から施術する気はなく
病院へ転院させ、最悪なのは捻挫、打撲、挫傷ですら症状が中等度のけがまで
病院へ転院させます。自分たちの生活の糧である業務なのに何故施術は愚か
診もしない?本当にこれでよいのか。今日はここまでです。
2018.07.17
柔道整復師が資格試験を受験する為養成校での履修期間は持論ですが
最低6年間(現在は3年間)即ち修士課程(大学院並み)が必要です。
4年間で理論をより深く、2年間で基本の臨床実技を習得します。尚且つ資格試験
合格後3年間の施設(病院、整形外科、開業20年以上の整骨院)での臨床経験
を経て開業や主たる従事者として地域医療に貢献できます。この事により
骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷の鑑別が最低限 ....
2018.07.13
この冷遇された現状を打開するには柔道整復師の資質の向上しかありません。
養成学校は経営利益中心お金儲け主義を自重して柔道整復師となる素養の有る
人材を選び入学させ、徹底的な基礎学習、専門的学習を行い理論知識の向上と
臨床実技による臨床経験が必要です。平成30年4月より資格試験合格者は
1年間の臨床実技研修が義務付けられました。今後この臨床実技研修は
2年、3年間と増えるようになります。少 ....
2018.07.11
不祥事が起こると行政からの指導、医師会からの圧力で柔道整復は完膚なきまで叩かれました。
その結果政治的後ろ盾もなく行政の言うがままに保険点数は減らされて行きました。
一部の不逞の輩により現在も冷遇されています。開院歴30年以上の柔道整復師の殆どは
当たり前のこと当たり前に行いモラルある施術、保険点数請求をしています。
少しエキサイトして支離滅裂になってきました。今日はここまでです。
2018.07.09
昭和45年にやっと柔道整復師法が施行され、身分が確立したかにおもえましたが、
医科や薬科に大きく溝をあけられてしまいました。近年先人の方々の努力で少しずつ
追いついていく矢先、柔道整復師の一部の不逞の輩により水増し請求や
名義貸し請求のような架空請求で不祥事をおこしました。大変腹立たしく情けない
事です。今日はここまでです。
2018.07.06
そもそも整骨院(柔道整復)は歴史は古く、江戸時代においては
医師や薬剤師と同等もしくは骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷といった外傷はほねつぎの
名称で呼ばれた専門職でした。明治維新以降医師法、薬剤師法と次々と法律ができました。
柔道整復も法律化される予定でありましたが柔術家(武術家)故の孤高で偏屈な性分が災い
したのかなかなか身分法が確立できませんでした。
今日はここまでです。
2018.07.04
整骨院の中には鍼灸を併設している所が多数在ります。
鍼灸治療は原則保険外治療でありますが、医師の同意のもとで治療する場合は
保険内診療が可能となっています。多くの鍼灸整骨院は鍼灸治療を恰も保険内診療
ができるかのように謳い実際は整骨院の保険点数で振替請求しています。
これは柔道整復師法及びあんま、針きゅうに関する法律違反です。
まだまだ書きます。 今日はここまでです。
2018.07.02
何故、保険外診療治療費が発生したかの経緯をお話します。端的にいえば
年間42兆3644億円に膨れ上がった国民医療費(その2%が柔道整復医療費)
により保険点数のカット(カット分は患者様負担)です。多くの整骨院は上記の事により
保険外診療治療費を設定しています。
一方利益優先の一部の整骨院は塗り薬、湿布薬代の名目で保険外治療費を
請求しています。これは薬事法や薬販売法に抵触し違反行為です。 ....
2018.06.29
整骨院の保険点数は厚生労働省の決定で全国一律です。
負担金についての例え話をします。けがしたところが3箇所治療した場合
3割負担で初診時で計1200円まで。再診時で計480円~580円までです。
これを保険内診療治療費一部負担金といいます。
これ以上の負担金はすべて保険外診療治療費です。この背景には
3箇所以上の場所を治療しても保険点数にならない為です。
次回その背景をお話します。今日 ....
Coryright(C)2024 稲田柔道整骨院 all rights reserved.