稲田コラム

稲田コラム

2018.09.20

通称、野球肘ともいわれる上腕骨内側上顆炎はボールを多投する投手に多く

 

小学校低学年から発症します。原因の殆どは投球動作にあります。これも指導者が

 

適切な身体バランスの摂れた投球術指導や投球後のメンテナンスケアが最重要になります。

 

投球ホームでは強いボールやコントロール、ストライクを獲ることを重視して体幹、肩、肘、股

 

膝、足といった各部位関節可動域を無視して練習指導されるからです。基本に忠実にと謳い

 

ながら試合に勝つしか頭にない未だに根性論をひけらかした無能な指導者が多すぎます。

 

私たちの年代で横行していた間違った指導方法を未だに正論として押しつけています。

 

保護者の方々へまず優先される事は子供たちが楽しく、怪我がないよう気にとめてあげて

 

下さい。何処少しでも痛い時はガンバレではなくすぐに安静、適切な治療を受けさせて

 

拗れないよう配慮してあげて下さい。今日はここまでです。